©OCVB
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沖縄県は、2010(平成22)年3月に「沖縄21世紀ビジョン」を策定しております。同ビジョンは、広く県民意見を集約し、審議会において議論を重ね、子ども達の笑顔が常に絶えない、希望と優しさに満ちた豊かな社会となることを願い、県民全体で共有する沖縄の2030年を目途とする将来像として取りまとめられています。
21世紀ビジョンでは「あるべき姿」「ありたい姿」として、めざすべき5つの将来像が示されています。
その将来像から「自然や歴史、伝統、文化の大切さ」、「交流と共生」、「平和と豊かさ」、「自立」等の価値観が導き出され、それを基礎に据え基本理念が定められています。
21世紀に求められる人権尊重と共生の精神を基に、“時代を切り拓き、世界と交流し、ともに支え合う平和で豊かな「美ら島」おきなわ”を創造する。
時代を
切り拓く
県民一人ひとりが今の時代を創り、次の時代を切り拓く主人公であることを自覚し、生きがいを感じ、自立の精神に則り、明日に向かって意欲的に前進していく気運に溢れる社会を創造する。
世界と
交流する
県民一人ひとりが、交流の主体としての可能性を自覚し、多様な交流を展開することによる魅力あふれる社会を創造する。
支え合う
人間の幸せの源泉の多くは、人と人のつながりの中にある。
‘イチャリバチョーデー’(出会えば人は皆兄弟)や‘ユイマール’(共同作業など相互に助け合う伝統的な習慣)など、沖縄の伝統に根ざす人と人とのつながりを大切にする社会を創造する。
平 和
歴史を踏まえ、平和を発信していく。我が国の平和の創造に貢献するため、アジア・太平洋諸国等との信頼関係の醸成の場として、文化、環境対策など多様な安全保障を創造していく場として、地域特性を発揮していく。
豊 か さ
アジアのダイナミズムという時代潮流を捉え、我が国の発展の一翼を担う地域として可能性を追求する。
美 ら 島― 自 然 ―
沖縄の自然は、天賦の貴重な贈り物であることを認識し、豊かな自然を守り、次の世代、さらに 次の世代へ送りつなげる。
2022(令和4)年3月までの期間は、沖縄21世紀ビジョン基本計画の36の「基本施策」を沖縄県SDGs推進方針の「基本施策」として位置づけるとともに、今後、重要な取組や新たな課題への対応など、沖縄らしいSDGsの推進に向けた施策を充実させていきます。
将来像01
沖縄らしい自然と歴史、伝統、文化を大切にする島
基 本 施 策
SDGs17の指標
将来像02
心豊かで、安全・安心に暮らせる島
基 本 施 策
SDGs17の指標
将来像03
希望と活力にあふれる豊かな島
基 本 施 策
SDGs17の指標
将来像04
世界に開かれた交流と共生の島
基 本 施 策
SDGs17の指標
将来像05
多様な能力を発揮し、未来を拓く島
基 本 施 策
SDGs17の指標